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CHE ★ SILENCIO

音楽詩劇研究所とイザベル・オマラ・アンダース(独)、ロマン・ベルソー(仏)両ピアニストとの共演。沈黙を浮動させる実験音楽作曲家モートン・フェルドマンの試みを入り口に、即興的なセッション、キューバの音楽家を実父にもつピアニストの記憶、中南米滞在中のロシア人舞踊家の心象風景を織り合わせる。


2024年3月25日 公園通りクラシックス(渋谷)


イザベル・オマラ・アンダース(ピアノ)

ロマン・ベルソー(ピアノ)

小沢あき(ギター)  河崎純(コントラバス)  エリ・リャオ(声)  吉松章(声)  坪井聡志(声)

三浦宏予(ダンス)  亞弥(舞踏)  三行英登(映像)

映像素材提供:アリーナ・ミハイロヴァ



イザベル・オマラ・アンダース

ベルリンを拠点に活動するドイツ系キューバ人のピアニスト、作曲家、即興演奏家。幼少よりピアノと即興演奏を始める。クラシック音楽のほか現代音楽の作曲法に焦点を当て、サッシャ・ドラギッチェヴィッチとシュテファン・シュトライヒに師事。2019年、シャルル・ボードレールの「悪の華」をテクストに様々なアンサンブルで作曲作品を発表。共演者との音楽的対話を重視して即興演奏を積極的に行う。既存の手法、イディオムからの影響を非権威的な方法で融合させ、時代を超えた新たな表現形式の獲得を目指している。

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ロマン・ベルソー

ノイズ・ミュージシャン、作曲家、鍵盤楽器奏者。パリでピアノとチェンバロを学び、ルネサンス音楽から現代音楽まで、幅広い楽器演奏の解釈で数々の国際コンクールで優勝。2014年にアジアへ渡り、遊牧生活を送りながら伝統的な歌曲を録音。2019年に欧州に戻る。ヴィンセント・ムーン、アスタリ/ペアーズなどのビジュアルアーティストともコラボレーション。オルガンやピアノ曲では、精密に調律された音程を微妙な音量で演奏することで、聴覚的イリュージョンを生み出す。ベルリンの教会オルガンと実験音楽に特化したDIYシリーズ “Organ Sequences”の創始者、キュレーター。

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